Seventh Heaven
自作小説や二次小説、詩など自分の内面を吐き出したいと思います。
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amy
性別:
女性
職業:
大学生
自己紹介:
留学後の就活にテンテコマイな大学生です。
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2006
06,04
17:54
それぞれの誇りを懸けて
CATEGORY[思い出]
私が自分のお皿を空にした時、一君と彼の友達が私にスーパーファミコンのコントローラーを渡しました。どうやら太郎から私がストⅡが得意だという話を聞いていたらしく、どの程度の力なのか見せてみろといったところでしょうか。
どうやら彼の友達の話を聞いていると、一君もなかなかの実力の持ち主のようでした。先ほどの恨みをストⅡでぼこぼこにすることで晴らすつもりだなと思いました。
私は実のところ、スーパーファミコンを自分では持っておらず、専ら友達の家で遊ぶだけでした。しかし私の友達もあまり多くのソフトを持っている訳ではなかったので、二人で遊ぶものといったらいつもストⅡかぷよぷよになりました。そのような理由で私はストⅡとぷよぷよだけはやたらと技の知識が多く、したがって他の友達に比べると強かったのです。
すっかりセットされたストⅡを前に、一君の友達がコントローラー1を持って座っていました。私も売られた喧嘩に勝てそうだと踏んで、素直に隣に座り、コントローラー2を握りました。
結果はあっさりと私の勝ちで終わりました。パーフェクトでした。そこでついにボスの登場です。一君は隣に座り不敵ににやりと笑うと、私と同じキャラクターを選びました。チュンリーです。私の一番強いキャラクターは彼女でした。ゲームが始まると、二人の攻防が始まりました。一回目は私の勝ちに終わり、二回目は一君が勝ちました。勝敗を決める三回目は、私が制したのです。まだまだ子供で大人気なかった私は、にんまり笑うとピースサインで勝利を喜びました。
子供、特に男の子というのは不思議なもので、強い者を仲間と認める、もしくは仲間に入れたがる傾向があるように思います。その時の月小の男の子たちも例外ではなく、私を勝者と認めると、さっきの技は難しいよな、とかこんな技を知ってるかとか、一気に打ち解けることが出来ました。
しかし、面白くないのは一君です。せっかくぼこぼこにしてやろうと思ったのが、返り討ちにあったのでは立つ瀬がありません。一君は「花子」と初めて私の名前を呼ぶと、もう一試合申し込んできました。
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2006
06,03
20:34
序章
CATEGORY[Bring me to Life]
遥か昔、この世界は一人の強者の下に一つになった。
それから何百年も経った今、彼から続く一つの王家がこの世界を支配している。しかし、そこには様々な歪がが生まれていた。
そんな時代、人々は王家に頼ることなく自分の力で生きなければならなかった。それぞれが武器を取り、生き抜くためにはその手を血で染めることも躊躇わない。誰かを助けながら誰かを殺しているようなそんな時代。
それが彼が生きている時代。
これはこの時代に生きた一人の男の話・・・
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2006
05,02
22:03
二階から太郎
CATEGORY[思い出]
私とその男の子が玄関で睨み合いながら喧嘩を続けていると、突然声がかかりました。
「花子も一君も何してるんだよ」
楽しそうな声なのですが、一体どこから聞こえてくるのか分かりません。私がキョロキョロ見回していると、突然黒い物が二階から降ってきて思わず「ぎゃっ」と声を上げました。
よく見るとその黒い物は本日の主役でした。太郎は二階から飛び降りてきたのです。彼はさも誇らしげに腰に両手を当て、胸を張ると、
「お前ら何してるんだよ。これから中でストⅡやるんだぜ!来いよ」
と私と彼、一君の腕をつかんで中に引き入れました。
「こいつはお前の友達か」
一君が私の方に目だけ向けて太郎に聞くと、
「そうだよ。ドラマスクールで友達になった花子。花子、こっちは一君」
と彼の厳しい目線を気にもかけず答えました。ついでに一君を紹介された私としても、さっきまでの口論が引っかかってなかなか仲良くしようなどという気は起きません。お互い目線だけで睨み合い続けると、太郎に引かれるまま廊下を奥へと進みました。
廊下をまっすぐ行った先の部屋はダイニングルームで、テーブル上には美味しそうなお料理やお菓子、そしてもちろんケーキが用意されていました。私と一君が喧嘩をしている間にみんなはもう食べ始めていた様で、そのうちのいくつかは空になっていました。
「ほら、早く来ないからなくなっちゃったぞ。今のうちに好きなもの皿に載せて隣の部屋に来いよ」
太郎は私と一君にお皿を持たせるとお母さんの所へと行ってしまいました。残された私と一君は無言のまま美味しそうな料理やお菓子を皿に載せて素直に隣の部屋へと移動しました。もちろん、その間も睨み合ったままです。私と一君が隣の部屋へ行くとスーパーファミコンがセットしてあり、何人か遊んでいる男の子たちがいました。一君はそのうちの一人に声をかけると何やら話し始めました。
私は睨み合う相手もいなくなると手持ち無沙汰でソファーに座ったまま、黙々と料理とお菓子を食べていました。
食べているうちに睨み合っていたのもなんだか馬鹿らしくなった私の元に挑戦状が叩きつけられたのは、私がお皿をすっかりに綺麗にした時でした。
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2006
04,29
22:40
親友
CATEGORY[詩]
きっとどこかで繋がってる
私が何かで悩んだとき
貴方だけがいつも気づいてくれる
私が何かで落ち込んだとき
貴方だけがいつも気づいてくれる
私が何かで躓いたとき
貴方だけがいつも気づいてくれる
不思議なほどに
テレパシーの様に
いつもどこかで繋がってる
貴方が何も言わずに
いつも笑って隣に居てくれるから
私はここまで歩いて来れた
だからこれからも
肩を組んで歩いて行こう
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2006
04,29
22:19
子供の喧嘩
CATEGORY[思い出]
「だったら黙ってないで声でもかければ済む話じゃないか」
私が睨み返しながらそう言うと、彼の顔は心底嫌いなものを見たかのように怒りで歪んでいきました。
「大体普通、人の家に遊びに来ておいて、玄関に突っ立ってるなんて思わないだろう」
「そういう人もいるかもしれない」
彼の言葉にすぐさま返すと、怒り心頭といった面持ちで
「いない」
と鋭く返って来ました。私もなんで初対面の人間とこんな喧嘩をしなければならないのかと思いつつも、元来の負けず嫌いから完全に戦闘体制です。
「目の前にいるじゃないか」
「お前は常識外だ」
「・・・・・」
初対面の人間に正面からいきなり『お前』呼ばわりされ、こちらも怒り心頭です。お互いに睨み合って、太郎の誕生日などどこかへ消えてしまいました。
「初対面の人間をお前呼ばわりするほうが常識外だと思うけど」
と嫌味ったらしく言うと、
「常識外の人間に一般人と同じ対応をしてやる義理はない」
と彼も嫌味ったらしく答えました。
どちらも頭にきていて、二人とも玄関に仁王立ちです。中からは友達や太郎が楽しく話している声も聞こえてきたはずなのですが、私たちの耳には入ってきませんでした。双方睨み合い、お互いの言葉尻をとって言い争っていました。
「女はお喋りだから嫌いなんだ」
「じゃあ男と結婚すれば」
もう最初のきっかけとは関係のないことまで持ち出し始めたところで、思わぬところから仲裁の手が入ったのです。
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